第8回  早瀬尚孝さん
         (平成17年度卒)
〜プロフィール〜

10000m高大記録保持者の早瀬さんです☆
管理人の一つ上の先輩です。

中四駅伝はフル出場。
コース変更前の44回大会 4区 22’09”(区間7位)
45回大会 3区 42’16”(区間11位)
46回大会 3区 43’45”(区間14位)
47回大会 5区 19’42”(区間15位)

写真はデジカメで撮ったものじゃないので、写りが良くなくてすみません(汗
左上:
4回生のときの中四駅伝
右上:2回生のときの足摺駅伝 買い注文が殺到したさわやかな一枚
左下:4回生のときの中四個人 4回生のお言葉の後の4回生集合


こんにちは。早瀬尚孝といいます。
そろそろ駅伝の時期ですね。(平成19年11月23日現在)
皆さん、最後の調整に入っている時期ではないでしょうか?
練習の成果が生かせるよう、体調管理をしっかりおこなってください。

さて、中四駅伝今昔物語ということで、私の駅伝に対する思いなどを少し書かせていただきます。

陸上をしなくなって久しく経ちますが、大学の陸上生活を振り返ったとき、一番に思い出すのはやっぱり駅伝のことです。
中四駅伝には1〜4回生の計4回走りましたが、忘れっぽい私がどれもはっきりと覚えています。
当時から1年間の目標は「中四駅伝で10位以内に入る」でした。
今はどうか分かりませんが、私達が現役だった頃は、高知県選(当時は秋にありました)、もしくは中四個人で10000mに出て、それを駅伝の選考基準にしたり、駅伝本番のための調整試合にしていました。
中四国レベルの大会を駅伝の調整に使うのは、今となっては(?)だと思いますが、あの頃は本気でそうしていました。

なぜそこまで駅伝に入れ込み、一番の思い出になるのかというと、長距離種目唯一の「団体戦」だからだと思います。
長距離に限らず、陸上競技のほとんどが「個人戦」です。
同じ大学で練習を共にしてきた仲間でも、試合で同じ種目に出れば「敵」です。
もっというと練習でもそうです。ペーランやインターバルなどでは、日々仲間同士競い合います。
そんな中、駅伝だけはそういったライバルが「味方」になります。
練習や試合で競い合ったライバルの力がそのままプラスの力となってかえってきます。
うまくいえませんが、そのことがすごく頼もしく感じられたのを覚えています。

あとこれは蛇足ですが、私個人、4年間走ってきてなんとなく感じたことは、長距離ではプラス思考よりマイナス思考を持ってたほうがタイムが出るような気がするということです。
私は「ここでがんばれば勝てる」ではなく「ここでがんばらなかったら負ける」って思ったときのほうがいい結果を残せてました。

高知大中長距離ブロックは年々レベルが上がってきているそうで、とても楽しみです。
文頭にも書きましたが、くれぐれも体調に気をつけて持てる力を存分に出しきってきてください。
健闘をお祈りしています。

(平成19年11月23日)

しつこいようですが……
10000m高大記録保持者の早瀬さんです。
早瀬さんと言えば、4回生の中四駅伝の選考会で、6番目にゴールしたときに小さく見せたガッツポーズを思い出します。
忙しくてシーズン中あまり練習ができなかったにも関わらず、駅伝メンバー入りを最後まで諦めないで、もの凄い勢いで練習して挑んだと思われる選考会。
可能性があるのなら諦めずに練習するのみ、そしてメンバーの座を勝ち取ったこと。
今更ながら、早瀬さんがしたことの価値に気づいた管理人です。
早瀬さんの哲学を、もっと学んでおくべきだったと、これも今更ながら思うことです。